クオール株式会社

よくあるご質問

薬局サービスについての質問

かかりつけ薬剤師

Q.かかりつけ薬剤師ってなんですか?

A.十分な経験と国で定められた基準を満たしている薬剤師のことです。

お薬や健康に関して十分な経験を有し、国で定められた基準を満たしている薬剤師のことです。患者さま自身がかかりつけ薬剤師を決めることができます。

かかりつけ薬剤師

Q.いつでもかかりつけ薬剤師に対応してもらえるのですか?

A.原則として、かかりつけ薬剤師が対応いたします。

薬局にいる時間は勤務表にてご確認ください。開局時間を問わず対応いたします。状況により、他の薬剤師が対応する場合にも責任をもって対応いたします。

Q.かかりつけ薬剤師を決めるメリットは何ですか?

A.お薬の管理、在宅医療のサポートなどを行ってもらえます。

かかりつけ薬剤師は、より安心してお薬をご使用いただけるように、一元的・継続的にお薬の情報を把握し、お薬の飲み合わせの確認や説明をします。ご自宅に残っているお薬の整理や、血液検査の結果などをもとに薬学的な確認を行うこともできます。在宅での療養が必要になった場合でも、継続して担当いたします。

Q.かかりつけ薬剤師は何名まで指名できますか?

A.かかりつけ薬剤師は1名のみ指名することが可能です。

基本的にかかりつけ薬剤師がサポートさせていただきますが、やむを得ない事情によりご対応できない場合には、連携する他の薬剤師が責任をもってご対応いたします。

Q.かかりつけ薬剤師は変更できますか?

A.かかりつけ薬剤師は変更可能です。

ただし、1か月単位での変更となるため、月内での変更はできません。

お薬手帳

Q.お薬手帳とは、どのようなものですか?

A.ご自身の健康を守る重要な情報を経時的にまとめたものです。

お薬手帳はご自身のお薬の記録で、ご自身の健康を守る重要な情報を経時的にまとめたものです。お薬の名前や服用する量だけでなく、体に合わなかったお薬の記録やアレルギーの記録、他で飲んでいる薬との飲み合わせなど、お薬を安全に服用して頂くための重要な情報(服用歴)が記録されている手帳です。また、患者さんの健康に関する情報を医師や薬剤師に伝えるためのものであるとともに医師と薬剤師がお薬の情報を確認するための「連絡帳」としても活躍します。

Q.お薬手帳はどんな時に持っているものですか?

A.医療機関の受診、急な体調変化に備えて外出先へお持ちください。

治療のために医療機関に受診するときや薬局に行かれる際には、お薬手帳を医師や薬剤師にお見せください。また、急な体調変化にも備えて、お出かけの際には常に持っているようにしましょう。急な入院、事故、災害時など、万一のときにもお薬手帳があると服用歴がすぐわかるため、迅速で適切な治療を受ける助けになります。

Q.クオール薬局のお薬手帳以外でも使えますか?

A.どこの薬局のお薬手帳でもご使用いただけます。

お薬手帳を受診した医療機関ごとに何冊も持っている場合があります。お薬手帳を一冊にまとめることで、経時的に漏れることなく、ご自身のお薬の情報を医師や薬剤師に伝えることができます。情報の確認漏れが起こらないためにもどこの病院・薬局に行ってもお薬手帳は共通で一冊にまとめましょう。

Q.電子お薬手帳とは何ですか?

A.お手持ちのスマートフォン等を、お薬手帳としてお使いいただけるサービスです。

クオールの公式LINEからすぐにお薬手帳を確認できます。また、ご家族のお薬や一般用医薬品(OTC)もまとめて管理できます。処方箋事前送信後にお薬の内容が自動で登録されるので便利です。

こちらからクオール公式LINEアカウントにお友だち登録いただくと、簡単に使用開始できます。

待ち時間

Q.なぜ薬ができあがるまでに時間がかかるのですか?

A.さまざまなお薬を調製するため、お時間を要することがあります。

処方箋を確認しながら、粉の薬、シロップの薬、塗り薬、パックにする薬などさまざまなお薬を調製して取り揃えるため、ある程度のお時間を要することがあります。また、安全にお薬をお使いいただくために、お薬のカルテ(薬歴)と照らし合わせながら、飲み合わせなども確認してお薬をお渡しするため、お時間のかかる場合がございます。

薬局での待ち時間のおはなし

Q.順番が前後するのはなぜですか?

A.お薬の種類や量によりお時間が変わってきます。

お薬の種類や量、調整の方法などによって、お薬ができあがるまでの時間は変わります。また、処方内容によっては医師に照会する必要がある場合もあります。受け付けた順番どおりにお薬をお渡しできないこともありますのでご了承ください。

Q.待たずに受け取る方法はありますか?

A.処方箋事前送信サービス、ファックス送信などをご活用ください。

お薬を事前に準備してお待ちしております。受け取りの際には、必ず処方箋原本をお持ちください。処方箋有効期限内にお薬を受け取れない場合には、その処方箋は無効になります。

クオールカード、処方箋事前送信サービス

お会計

Q.クレジットカード、電子マネーの取り扱いはありますか?

A.クオール薬局ほぼ全ての店舗でクレジットカード、電子マネーをご利用できます。

クオール薬局では、交通系ICカードをはじめとする電子マネーがご利用できるほか、クレジットカードでのお支払いにも対応しています。(通信環境によりご利用できない店舗もございます。お手数ですが、詳しくは各店舗にお問い合わせください。)

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Q.領収証の再発行はできますか?

A.原則として再発行はいたしません。

やむを得ず再発行を希望される場合には、薬局スタッフにご相談ください。

Q.薬局ごとに支払額が違うのはなぜですか?

A.必要な体制や設備によって保険点数が区分されているため異なる場合があります。

保険薬局では、処方箋応需に必要な体制や設備によって保険点数が区分されているため、薬局ごとに窓口でお支払いただく金額が異なる場合があります。

Q.明細書に書いてある「薬剤服用歴管理指導料」って何ですか?

A.飲み合わせ、副作用情報を提供し記録することで算出される料金です。

患者さまごとに作成したお薬のカルテに基づいて、お薬の飲み合わせや副作用を確認した上で、安全に安心してお薬をお使いいただくための必要な情報を提供し、記録することによって算定する料金です。

マイナンバーカードについて

Q.マイナンバーカードの保険証利用(オンライン資格確認)とは何ですか?

A.事前登録することによって、患者さまご自身のマイナンバーカードを健康保険証として利用できるサービスです。

オンライン上で情報が確認できるため、患者さま・医療機関双方に様々なメリットがあります。詳しくは以下のページをご覧ください。

健康保険証の代わりにマイナンバーカードを利用しましょう!メリットたくさん、もっと使いやすくなりました。

Q.薬局でマイナンバー(12桁の番号)を取り扱うのですか?

A.いいえ。医療機関・薬局において、患者さまのマイナンバー(12桁の番号)を取り扱うことはございません。

オンライン資格確認では、マイナンバーではなく、マイナンバーカードのICチップ内の利用者証明用電子証明書を利用します。

Q.マイナンバーカードの持参を忘れた場合は、どうなるのですか?

A.現行の健康保険証をお忘れになった場合と同様の対応となります。

受付スタッフにお申し出ください。

Q.マイナンバーカードを保険証として利用した際に、お薬や特定健診の情報提供に一度同意すると、薬局にずっと知られてしまうの?

A.いいえ。

薬剤師が患者さまの情報を閲覧できるのは同意後24時間以内に限られます。

ご同意いただくと過去に処方されたお薬・診療の情報や、特定健診の情報を薬剤師が正確に把握することができます。

認定薬局について

Q.認定薬局とは何ですか?

A.特定の機能を有する薬局として都道府県知事により認定を受けた薬局のことです。

認定薬局には、「地域連携薬局」と「専門医療機関連携薬局」の2種類があります。いずれも今後の薬局に求められる機能が具現化された薬局です。この制度創設により、患者さまがご自身に適した薬局を選択できるようになりました。

Q.地域連携薬局とは何ですか?

A.外来の受診時だけではなく、入退院時や在宅医療においても、医療・介護施設との継続的な情報連携を行うことで患者さまのサポートができる地域密着型の薬局です。

詳しくは以下のページをご覧ください。

地域連携薬局ってなんですか

Q.専門医療機関連携薬局とは何ですか?

A.がん等の専門的な薬学管理や特殊な技術を必要とする調剤に対応できる薬局です。

患者さまが安心して高度な薬物治療を受けられるよう、他医療機関と密に連携して全面的にサポートします。

詳しくは以下のページをご覧ください。

専門医療機関連携薬局ってなんですか

Q.認定薬局でお薬をもらうと追加料金がかかるのですか?

A.いいえ。

認定薬局を利用しても追加料金はかかりません。(2023年4月現在)

安心してクオールの地域連携薬局・専門医療機関連携薬局をご利用ください。

健康サポート薬局について

Q.健康サポート薬局とは何ですか?

A.厚生労働大臣が定める一定基準を満たしている薬局で、かかりつけ薬剤師・薬局の基本的な機能に加え、病気予防や健康情報を発信して地域の皆さまが健康で豊かな生活が送れるようお手伝いする薬局です。

詳しくは以下のページをご覧ください。

健康サポート薬局

在宅医療について

Q.薬剤師による訪問サービスを受けたいのですが、どうすれば良いですか?

A.お近くのクオール薬局にご相談ください。または、主治医やご担当のケアマネージャーにご相談ください。

Q.薬剤師による訪問サービスでは、どのようなサービスを受けられますか?

A.ご自宅に伺って、お薬の管理やアドバイスをします。

在宅医療を受けている患者さまには、薬剤師が処方箋薬を持って訪問します。お薬の内容や使い方の説明のほか、お薬の副作用が出ていないかなども確認します。必要に応じて医師と連絡を取り合い、より良い治療や処方に活かします。ケアマネジャーやヘルパーなどの介護スタッフとも連携し、日常生活を安全かつ負担なく過ごすためのアドバイスなど、お薬以外のことでも、患者さまと家族をサポートします。

Q.どこの薬局でも、訪問サービスの相談はできますか?

A.全国の薬局店舗で薬剤師による訪問サービスのご利用・ご相談を承っております。

お近くのクオール薬局はこちらからご確認ください。

Q.薬剤師による訪問サービスは、誰でも受けることが可能ですか?

A.薬剤師訪問サービスは、原則、通院・来局が困難な患者さまに提供させていただくサービスです。

お子さまからご高齢の方まで、すべての年代の患者さまを対象としてサービスを提供させていただいております。詳しくはお近くのクオール薬局でご相談ください。

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調剤業務についての質問

処方箋

Q.処方箋をもらったら、その日のうちに薬局へ行かなければいけませんか?

A.4日以内にお持ちください。

処方箋の有効期限は発行日も含めて4日間(処方箋に有効期限が記載されている場合を除く)と「保険医療機関及び保険医療養担当規則」により定められています。例えば4月1日に発行された処方箋は、4月4日までが有効期間です。この4日間には土日や祝日も含まれますので、年末年始やゴールデンウィークなど、4日間でお薬を受け取れない場合には、あらかじめ診察時にご相談ください。

Q.処方箋を事前に送信する方法はありますか?

A.スマートフォンで処方箋の写真を撮影し、事前に送っていただくサービスがございます。

処方箋をご自身のスマートフォンで撮影し、受取希望の薬局に送信いただくことで、お薬をご準備いたします。ご準備ができたらスマートフォンへお知らせいたします。詳しくは以下のページをご覧ください。

処方箋LINEで予約!

Q.ファックスやスマートフォンで処方箋を送っておけば、いつ薬を取りに行ってもいいですか?

A.事前にファックスやスマートフォンで送っていただいた場合でも、処方箋の有効期限はあくまでも処方日を含め4日間です。

お薬は処方箋の有効期限内にお受け取りください。お受け取りの際は必ず処方箋原本をお持ちください。

Q.処方箋の期限が切れてしまった場合は、どうすればいいですか?

A.発行元の医療機関にご相談ください。

有効期限が切れた処方箋は原則「無効」になってしまいます。まずは、発行元の医療機関へご相談ください。

Q.リフィル処方箋とは何ですか?

A.症状が安定している患者さまについて、医師が指定した一定期間内に同じ処方箋を反復利用できる、という仕組みです。

通常の処方箋では、医師が決めた日数分のお薬を一度だけ受け取ることができましたが、この「リフィル処方箋」の仕組みを利用すれば、定められた期間内・回数内であれば、同じ処方箋を用いて診察をせずに、薬局で繰り返しお薬を受け取ることができます。「リフィル処方箋」の総使用回数の上限は3回です。

詳しくは以下のページをご覧ください。

繰り返し使える“リフィル処方箋”が、2022年4月よりスタート

Q.電子処方箋とは何ですか?

A.電子処方箋とは、これまで紙で発行されていた処方箋を文字通り電子化(デジタルデータ化)したものです。

電子処方箋を利用すれば、患者さまは紙の処方箋を受け取る必要がなくなります。お薬のご用意に必要なデータは管理サービスに保管され、患者さまの同意のもと、薬局で取得されます。電子処方箋がオンラインで連携されることで患者さまは、よりスムーズかつ安全に薬物治療を受けることができます。

詳しくは以下のページをご覧ください。

処方箋は紙からデータの時代へ。2023年1月26日、電子処方箋の運用がスタートします。

Q.電子処方箋の利用方法は?

A.保険証として利用できるマイナンバーカードをお持ちの方は、薬局のカードリーダーを介して電子処方箋のデータを薬局に提出することができます。お持ちでない方は、病院・クリニックで発行される引換番号をご提示ください。

受付

Q.なぜ保険証をみせないといけないのですか?

A.月1回の調剤薬局請求業務に必要になるためです。

保険薬局では、患者さまにお薬を交付したあと、月に1回、各保険組合などに医療保険負担分を請求します。レセプトといわれるものです。この時に、保険番号や有効期限、自己負担割合などに間違いがあると正しく請求することができません。そこで、処方箋をお預かりした時に保険証をみて確認しています。保険薬局における保険証の確認行為については「保険薬局及び保険薬剤師療養担当規則」に定められています。

Q.初めて利用した時にアンケートを書くのはなぜですか?

A.安全にお薬をご使用いただく上で必要な情報をご記入いただいています。

お薬を安全に安心してご使用いただくためにご記入をお願いしています。今服用中のお薬や過去にお体に合わなかったお薬、生活習慣などをお聞きすることで、飲み合わせがよくないお薬が処方されていないか確認することができます。

服薬指導

Q.薬剤師が毎回症状を聞くのはなぜですか?

A.副作用など体調の変化を見逃さないためにお聞きしてます。

症状をお聞きすることで、副作用が疑われるような体調の変化がないか、お薬の飲み合わせに問題はないかなどを確認しています。気になる症状などがあればご相談ください。

Q.残った薬は調整してもらえるのですか?

A.お手元にお薬が残っている場合にはご相談ください。

医師と相談の上、お薬の量や日数を調整いたします。

Q.オンライン服薬指導に対応していますか?

A.クオールグループでは、ほとんどの薬局でオンライン服薬指導に対応しています。

患者さまのご要望に合わせてオンラインでの服薬指導に対応しています。詳細は各薬局までお問い合わせください。

個人情報

Q.個人情報の取扱いに同意しないと、お薬は受け取れないのですか?

A.個人情報の提供は任意です。

ただし、個人情報の全部または一部について提供をいただけなかった場合には、調剤や健康相談など適切な医療サービスが提供できない場合があります。

Q.調剤報酬明細書(レセプト)が欲しいのですが?

A.必要な書類と手数料をご用意ください。

「個人情報開示等請求書」に必要書類と手数料を添えてご送付ください。

個人情報開示等請求書

個人情報開示等請求書(記載例)

Q.患者本人が薬を受け取れない場合、家族が受け取ってもいいのですか?

A.ご本人以外でもお受け取り頂ける場合があります。

患者さまの看護に当たられているご家族等、患者さまご本人でなくてもお薬はお渡ししております。

お薬についてのご質問

お薬の服用

Q.食後・食間・食前とは、具体的にいつのことですか?

A.それぞれ正しいタイミングがあります。

お薬を服用するタイミングは、主に3つあります。

食後・・・食事をした後、30分以内に服用します。

食間・・・食事から2時間程度空けた空腹時に服用します。食事中ではありません。

食前・・・食事の20~30分前に服用します。

これ以外にも、「○○時間おきに内服」や「○○時に内服」といった時間を指定される場合があります。詳しくは医師・薬剤師にご相談ください。

Q.頓服(とんぷく)とはなんですか?

A.発作や症状がひどいときにお薬を飲むことです。

食後などの決まった時間ではなく、症状が出たときに飲みます。1日の服用回数や服用間隔に決まりがある場合があるので、お薬をお渡しする際に薬剤師からご説明いたします。

正しく服用することで症状の悪化や副作用の防止につながります。

Q.お薬を飲み忘れた場合は、どうすれば良いですか?

A.薬剤師に相談しましょう。

飲み忘れてしまった場合は、お薬をもらった薬剤師に相談しましょう。焦って2回分まとめて飲んでしまうことは避けましょう。

Q.子どもが薬を飲んでくれない場合は、どうすれば良いですか?

A.水に溶かすなど、様々な方法があります。

お薬の成分や形によって、食品と混ぜると苦みが出てしまうものや、期待する効果が出なくなってしまう場合があるので、必ず薬剤師に相談してください。

こちらでは、その一部をご紹介します。

方法①粉薬にごく少量の水を混ぜて練り、お団子状にしたお薬を口の中に塗ります。その後、お水を飲ませ、流し込みます。

方法②水で溶いてスプーン、スポイト等で飲ませます。

方法③市販のゼリーオブラートを活用し、飲ませます。

※お薬をミルクに混ぜるのは避けましょう。ミルクの味が変わることで、ミルク嫌いになってしまう場合があります。

Q.子どもが薬を誤飲してしまった。どうすれば良いですか?

A.医師・薬剤師に相談しましょう。

万が一、お子様がお薬等を誤飲した場合の緊急連絡を知っておくことが大切です。詳しくは以下のページをご覧ください。

子どもが間違えて薬を飲んでしまったら?

Q.錠剤が大きく飲みづらい。割って飲んでも良いですか?

A.錠剤には割っても効果が変わらないものと、割ってはいけないものがあります。

錠剤のなかには、表面に特殊なコーティングが施されている場合があります。そのようなお薬は、割ってしまうことで期待した効果が得られない場合があります。

飲みにくい場合は、まずは薬剤師へご相談ください。患者さまや医師と相談のうえ、適切なお薬の服用方法や形をご提案いたします。

Q.粉薬が苦手なので、水に溶いて飲んでも大丈夫ですか?

A.水に溶いても効果が変わらないものと、水に溶いてはいけないものがあります。

まずは、お薬の形を、粉薬以外(錠剤・カプセル・シロップなど)に変更できないか医師・薬剤師とご相談ください。その他、市販のオブラートやゼリーオブラートを使用して服用する方法もあります。

漢方薬のなかには、白湯に溶かして服用できる薬もあるため、お薬をお渡しする際に、薬剤師よりご案内いたします。

お薬の副作用

Q.薬を飲んで急な体調変化がありました。どうすれば良いですか?

A.お薬をもらった薬局や病院へご相談ください。

必ずしもお薬によるものとは限りませんが、体調を崩してしまった場合はできるだけ早く病院で受診してください。

また、急性のアレルギー反応であるアナフィラキシーの場合は、じんましん、皮膚の赤み、くちびる・舌・口の中・まぶたの腫れ、息苦しさ、息切れ、意識の混濁などの症状があらわれます。その場合は救急車などを利用して、直ちに受診してください。

Q.なぜ副作用が起こるのですか?

A.患者さまの体質や体調、生活習慣、薬の性質や使い方など様々な要因があります。

副作用が起きた場合、早期に対応することが非常に大切です。何かおかしいと思ったら、すぐに薬剤師に相談してください。

Q.お薬を受け取る際に、グレープフルーツジュースを避けてくださいと言われました。なぜですか?

A.一部の医薬品は、グレープフルーツジュースを飲むと効果が強く出たり、副作用が現れやすくなるおそれのあることが知られています。

グレープフルーツジュースで薬を飲むと、グレープフルーツに微量に含まれる「フラノクマリン」という物質が、薬を分解する小腸の酵素の働きを阻害します。そのため、薬の代謝が遅くなり、効果が強く出たり、副作用が現れやすくなるおそれのあることが知られています。グレープフルーツジュースとの併用を避けるべき薬は多くあるため、ご自身のお薬との飲み合わせが気になる方は、薬剤師に詳細をご確認ください。

Q.お薬の副作用で重篤な健康被害が出た場合、サポートを受けられますか?

A.「医薬品副作用被害救済制度」により、医療費などの給付が受けられます。

医薬品は正しく使っていても、副作用の発生を防げない場合があります。本制度は、医薬品を適正に使用したにもかかわらず、その副作用により入院治療が必要になるほど重篤な健康被害が生じた場合に、医療費や年金などの給付を行う公的な制度です。

その他

Q.薬剤師が毎回症状を聞くのはなぜですか?

A.副作用など体調の変化を見逃さないためにお聞きしてます。

症状をお聞きすることで、副作用が疑われるような体調の変化がないか、お薬の飲み合わせに問題はないかなどを確認しています。気になる症状などがあればご相談ください。

Q.お薬はどこに保管すれば良いですか?

A.特に指示がない場合は、直射日光を避け、なるべく湿気の少ない涼しい場所に保管してください。

多くのお薬は室温保存(1~30℃)ですが、一部例外として冷所保存など、冷蔵庫で保管するように指示があるお薬もあります。主にシロップ剤や目薬、坐薬、未開封のインスリンなどです。このとき凍結を避けてください。季節や冷蔵庫内の場所によっては凍ってしまう場合があるので、注意してください。

Q.残った薬は調整してもらえるのですか?

A.お手元にお薬が残っている場合にはご相談ください。

医師と相談の上、お薬の量や日数を調整いたします。

Q.余ったお薬を返したら返金してもらえますか?

A.代金を返金することはできません。

お薬の交付は、治療を目的に医師からの指示書である処方箋に基づいて行われています。一連の治療の中で交付されたお薬であることから、たとえお返しいただいたとしても、代金を返金することはできません。

ジェネリック医薬品

Q.ジェネリックって何ですか?

A.同じ有効成分を使っており、国の基準を満たした医療用医薬品です。

先発医薬品と同じ有効成分を使っており、品質や効き目、安全性が同等で、国の基準を満たした医療用医薬品です。先発医薬品とは有効成分以外の添加物などに違いがあります。新薬に比べて開発費を抑えられることから先発医薬品より安価です。

ジェネリックとは?

Q.ジェネリックって効くんですか?

A.有効成分は先発医薬品と同じで、品質・効き目・安全性は同等です。

製品によっては、大きさや味など飲みやすく工夫されたものもあります。

Q.すべてジェネリックにしたいのですが、できますか?

A.ご用意できないものもあります。

先発医薬品の特許存続期間が終了した後に発売されるのがジェネリックです。すべての先発医薬品に対してジェネリックがあるわけではないので、ご用意できないものもあります。