先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に、同じ有効性成分で製造・販売されるのがジェネリック医薬品です。お薬によっても異なりますが、新薬を開発するためには、10数年もの長い年月と数百億円もの開発費用がかかります。その開発費用や期間が抑えられるため、先発医薬品より安価であるのが特徴です。
「安いのに本当に効くの?」心配な方もご安心ください。ジェネリック医薬品の開発にあたっては、さまざまな試験を経て、効果や安全性が先発医薬品と同等であると証明されたものだけが、厚生労働省に承認されています。(生物学的同等性試験という試験を実施し、先発医薬品と有効性や安全性に差がないことを確認しています。)
ジェネリック医薬品によっては製造技術の進歩により、先発医薬品よりも使いやすくなるように工夫されているものも少なくありません。たとえば、お薬を飲みやすくするため大きな錠剤を小さくしたり、コーディングによって苦みを少なくしたり、先発医薬品よりも長く保存できるようにしたものがあります。
ジェネリック医薬品を使い方は、医師や薬剤師に相談してみましょう。
クオール薬局では薬剤師が実際に使用感や味のチェックをしてお薦めのジェネリック医薬品を選定しています。なので、安心して使用できます!ジェネリック医薬品の発売時に、薬剤師が可能な限り実際に試して、使い心地の良いもの、使いやすいものを選んで選定しています。ジェネリック医薬品について不明な点はいつでも相談してください。
令和6年10月より、ジェネリック医薬品があるお薬(長期収載品)で先発医薬品の処方を希望される場合は、医療上の必要がある場合等を除き、特別料金のお支払いが必要となりました。
先発医薬品とジェネリック医薬品の価格差の4分の1相当が特別料金です。
例えば、先発医薬品の価格が1錠100円、ジェネリック医薬品の価格が1錠60円の場合、差額の40円の4分の1である10円を、通常の自己負担額とは別にお支払いいただきます。
薬材料以外の費用(調剤に係る費用など)はこれまでと変わりません。
※「特別の料金」は課税対象であるため、消費税分を加えてお支払いいただきます。
厚生労働省「後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について」より引用
詳細は厚生労働省HPをご覧ください。