オンライン資格確認では、マイナンバーではなく、マイナンバーカードのICチップ内の利用者証明用電子証明書を利用します。
医療機関や保険薬局で、健康保険証の代わりにマイナンバーカードを使う新たな取り組み『オンライン資格確認』が広がっています。開始から1年が経過した2022年10月、その内容が見直され、患者さまにとって、さらに便利になりました。そのメリットと、ご利用方法についてお伝えいたします。
事前登録することによって、患者さまご自身のマイナンバーカードを健康保険証として利用できるサービスです。2021年10月の本格開始後、約1.7億件(※)利用されており、普及が進んできました。オンライン上で情報が確認できるため、患者さま・医療機関双方に様々なメリットがあります。
※参考資料:第151回社会保障審議会医療保険部会 資料
年齢やお仕事の関係で、保険証が変わった場合でも、自動で切り替えてくれます。従来は、古い保険証と新しい保険証を自分で管理していたため、取り違えが発生していました。
患者さまのご同意のもと、過去に処方されたお薬・診療の情報や、特定健診の情報を薬剤師が正確に把握することができます。
2022年10月より、従来の保険証をお持ちいただく場合と比べて、マイナンバーカードを利用した場合、窓口でのご負担金が軽減されます。
この他にも、高額に関する手続きが不要になるなど、多くのメリットがあります。
※自治体が管理している公費負担・地方単独事業に伴う証類は対象外です。政府は今後、検討すると表明しています。
マイナンバーカードを健康保険証として利用するためには事前登録が必要です。
オンラインや、クオール薬局に設置されているカードリーダーからご登録が可能です。
詳しくはこちらより。
薬局に設置されているカードリーダーに、患者さまのマイナンバーカードを置きます。
顔認証もしくは暗証番号で本人確認を行います。顔認証はマスクをしたままでも可能です。
ご同意いただくことで、薬剤師が患者さまの情報を24時間閲覧できます。
A.いいえ。医療機関・薬局において、患者さまのマイナンバー(12桁の番号)を取り扱うことはございません。
オンライン資格確認では、マイナンバーではなく、マイナンバーカードのICチップ内の利用者証明用電子証明書を利用します。
A.現行の健康保険証をお忘れになった場合と同様の対応となります。
受付スタッフにお申し出ください。
A.いいえ。
薬剤師が患者さまの情報を閲覧できるのは同意後24時間以内に限られます。