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QOLあんしんイノベーション

繰り返し使える“リフィル処方箋”が、2022年4月よりスタート2022/06/22

2022年4月から、新たに「リフィル処方箋」制度が導入されました。
これは、症状が安定している患者さまについて、医師が指定した一定期間内に同じ処方箋を反復利用できる、という仕組みです。通常の処方箋では、医師が決めた日数分のお薬を一度だけ受け取ることができましたが、この「リフィル処方箋」の仕組みを利用すれば、定められた期間内・回数内であれば、同じ処方箋を用いて診察をせずに、薬局で繰り返しお薬を受け取ることができます。「リフィル処方箋」の総使用回数の上限は3回です。

リフィル処方箋による患者さまのメリット

「リフィル処方箋」を利用すると、2回目・3回目に薬を受け取る際に、病院での診察やそのための順番待ちをする時間がなくなり、今まで通院に使っていた時間を有効活用できます。また、診察回数が少なくなることで、医療費や通院にかかる交通費の負担が軽減されます。外出による感染症の感染リスクを減らすこともできます。
また、薬剤師が定期的に服用状況や副作用、体調の確認を行うことで、服薬の安全性向上や飲み忘れ防止につながるなど、さまざまな効果が期待されています。

対象となる患者さま

「リフィル処方箋」の対象となるのは、症状が安定していて、医師にリフィルによる処方が可能と判断された患者さまです。リフィル処方箋の発行を希望しても対応してもらえないことがありますので、まずは医師とよくご相談の上、ご検討ください。

なお、国の規則により、対象となる薬剤が限定されています。投与量に制限がある薬(一部の向精神薬や新薬など)と湿布薬は、「リフィル処方箋」の対象外となります。その他、副作用の疑いがある場合や、服薬状況を薬剤師が把握できない場合は、リフィル処方の中止や中断をする場合もあります。

利用できる薬局

医療機関や医師と連携して、患者さまの服薬を継続的にサポートしている薬局です。必要に応じて、患者さまへ医療機関への受診を促したり、医師へ服薬状況の情報共有を行います。クオール薬局グループでは、全店で「リフィル処方箋」に対応しています。
「リフィル処方箋」の使用期間中は、薬局の薬剤師が患者さまの体調変化や飲み忘れ、副作用などに対応いたします。継続した服薬状況の確認が大事ですので、1回目にご利用になった薬局を、2回目・3回目もご利用いただくことをおすすめします。

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