クオール株式会社

ご挨拶

患者さまや地域生活者の皆さまから期待される薬局に

クオール株式会社代表取締役社長柄澤 忍

クオールの社名の由来はQOL(クオリティ・オブ・ライフ)。医療を通じて患者さまの生活の質向上を願う思いが込められています。その想いを胸に、社員一人ひとりが日々の業務に取り組み、地域社会の健康で豊かな生活に貢献する医療サービスを提供しております。

当社は創業時から、「地域医療への貢献」と「安心を届ける薬局」を掲げ、マンツーマン薬局を基本としつつ、「街ナカ」、「駅チカ」、「駅ナカ」など新業態薬局の展開などを進め、様々な挑戦をしてまいりました。特に医師と連携した患者さまケアに強みを持っており、在宅医療を介した地域包括ケアシステムへの参画や、予防医療の啓発、健康サポート薬局として健康相談のファーストアクセスとしての役割、高度専門医療などに取り組んでおります。地域包括ケアシステムとは 団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される仕組みのことを言います。このシステムの中で、薬局の担う責任は大きく、当社は地域医療を支える企業として引き続き貢献してまいります。

新たな挑戦として、「未来の薬局の姿の実現」を掲げます。2040年の社会を見据え健康・医療・介護において、私たちが取り組むべきものは多くありますが、患者さまや地域生活者の皆さまへICTを活用した貢献が重要ではないかと考えています。特に「オンライン服薬指導への挑戦」を展開していき、より便利に丁寧に患者さま一人ひとりに対応し、皆さまから期待される薬局になるよう取り組んでまいります。

また、「教育のクオール」と自信を持って言えるように、教育・研修は創業当時から大切にしております。近年、医療を取り巻く環境の変化にともない、医療人に求められるニーズも変わってきています。「良質な医療」を提供するためには、医療の進歩に応え、専門性を備えた人財の育成が不可欠になります。今後も医療業界で活躍できる人財育成を通じて、皆さまの健康をサポートしてまいります。

これからも「あなたの、いちばん近くにある安心」をスローガンに、地域のかかりつけ薬剤師として医療の質の向上に貢献してまいります。

今後ともご支援賜りますよう、お願い申し上げます。