
「能ある鷹は爪を隠す」「爪の垢を煎じて飲む」「爪弾(つまはじ)きにする」……私たちはよく“爪”を用いた表現をします。しかしその割に、“爪”の健康には、あまり頓着しないのではないでしょうか。
筆記用具を長年使用していると、指にペンダコができますが、これは、皮膚を守ろうとして皮膚表面が硬い組織に変わったものです。指先を守るためにできたタコが進化の過程で爪に変わっていったのではないかと考えられています。実際、爪の大きな役割は、感覚器官が発達している敏感な指先を保護することにあります。

そのほかにも爪の役割はたくさんあります。手の指先を使って細かい仕事ができるのは、爪が硬い板のようになっているから。ふんばって歩けるのも、足の爪のお陰です。また、爪は時に、健康状態を映す鏡となることもあります。
爪が1日に伸びる長さは、成人で0.1mm程度。20歳ごろが最もよく伸び、冬よりも夏、足よりも手のほうが伸びるのが早いといわれています。
素足にサンダルと、足先をさらけ出すファッションが多い季節になりました。正しい知識とケアで、健康な爪美人を目指しませんか。
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